ディスク100枚入り・・・
「極薄ディスク100枚をカートリッジ化、テラバイト級ストレージに」
う~ん、何か微妙(^^;
サイズ的には、カートリッジだけで500GBクラスのHDD2台程度の大きさありそうだし、価格も当然(?)それ以上しそうだし、信頼性も・・・
となると何がメリットなんだか良くわからないような気が(^^;
ずっと昔のテープデバイスの頃は、HDDに比べて容量単価と信頼性の面で勝っていた。
(その分速度とサイズでは負けてたんだけど)
その後、MO等の光メディアが出てきて、容量単価では勝ってた。
(速度とサイズでは負け。信頼性で言えば、メディア自体は勝ってるけど、ドライブは弱かった(^^;)
で、ここに来て、DVDとかになってくると、外気に触れるメディアで、なおかつ(MOとかに比べて)情報密度が上がった分、信頼性がかなり落ちてきた。
コレの場合、そのDVDよりも更に薄い基板を使ってる訳で、DVDよりも信頼性が高い理由は無い(^^;ように思う。
とすると、あとメリットがあるとしたら価格ぐらいなんだけど、汎用品のDVDメディアなら大量に生産されてるから、片面DVD-R100枚で6千円台とかになってて、コレは両面だから単純に2倍して13千円程度。
SATAのHDDがバルクで500GB3万円程度と考えれば、2台で6万円対13千円。
300GBのHDDなら単価もかなり下がって13千円ぐらいだからこれ3台でと考えても4万円ぐらい。
確かに安い・・・
と考えるのは騙されてる(^^;訳で、DVD-Rメディアは超大量に生産されてるからこういう値段になってるけど、ちょっと前までは一枚300円とか、それぐらいが普通だった。
こういう特殊なモノだとここまで安くはならないんじゃないかなぁ?
それにカートリッジの値段も入ってくるし。
となると、いくら頑張ってもせいぜい「ちょっとは安いね」ぐらいで、信頼性も低いし遅いし小さくも無い。
そんなモノがどれだけ売れるのかと・・・
で、売れなきゃメディアも安くならないという負のスパイラル(^^;に陥って結局どうよ?って感じなんですが・・・
青色レーザー使って1パック5TBなら、500GBのHDD10台よりはコンパクトになるけど、逆にそれだけ容量が大きくなると、書き込み時間もバカにならない訳で、実用上どうなのかなぁ?というか、そのわずかなサイズの差が、他の多くのデメリットを置いてなお有効という場合がどれだけあるのかなぁ?
ペタサイトぐらいの容量になれば、差も利いてくるんだろうけど(^^;
# そういうのが実用化される頃にはHDDも1ドライブ1TBぐらいになってて、サイズのメリットも無くなってる予感(^^;
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