使い捨てのメールアドレス
「使い捨てのメールアドレス・前編──Gmail、Yahoo」
何かひどく昔懐かしい(謎)ような気がするなと思ったら、既に2年以上前からこういうのをやってたりする訳ですが(^^;
2年前の記事で書いたように、Gmailで「google+サービス名@gmail.com」の形で使うのはやめた方が良いかと・・・
結局、Realのヤツは登録解除もメールアドレス変更もできないから、放置(ってかブラックホール行き(^^;)になってたりする。
今は区切り文字を"+"(プラス)じゃなくて"."(ピリオド)にして使ってるんですが、いちいち新しいアドレスを作るたびにサーバで設定したりせずに済むのは便利。
ちなみに、Debian+exim+procmailでやってる。
設定は、exim.confのTRANSPORTS CONFIGURATION(挿入位置の順番は関係無い)に
procmailgen_pipe:
driver = pipe
command = "/usr/bin/procmail .procmailrc.gen"
return_path_add
delivery_date_add
envelope_to_add
DIRECTORS CONFIGURATION(こちらは順番に意味がある)の最後の方、localuser:より前に
procmailgen:
driver = localuser
transport = procmailgen_pipe
suffix = .*
suffix_optional
require_files = ${local_part}:+${home} (次行と続く)
:+${home}/.procmailrc.gen:+/usr/bin/procmail
no_verify
というのが入れてある。
ユーザのホームディレクトリに.procmailrc.genというファイルがあれば、ユーザ名.hogeというローカルパート宛メールを全部まとめてprocmail .procmailrc.genというコマンドに放り込むようになっている。
.procmailrc.genという名前が気に入らなければ(^^;2ヶ所ある名前を変更すればOK
また、区切り文字の"."(ピリオド)を別のものに換えたければ、suffix=の所を変えてやれば良いんだけど、"+"とか、変なモノに換えると、やっぱり正常に処理できないサイトとかあって悲しい思いをするかもしれません。
で、envelope_to_addが付けてあるから、メールヘッダのEnvelope-to:フィールドに"."付きの元の宛先メールアドレスが入るので、procmailの方で後は煮るなり焼くなり・・・(^^;
なお、このexim.conf側の設定は、当然システムワイドな設定になるので、自分だけで使ってるサーバなら良いですが、多人数で使ってるサーバだと全員に悪影響が出ないかどうか、慎重に判断する必要があります。
たとえば、j.koizumiというアカウントを使ってる小泉純一郎さん(^^;がいるサーバでこういう設定をしてしまうと、jというユーザに配送しようとしてuser unknownになってしまったりします。
ユーザアカウントは別で、単にaliasesで設定してるだけなら、DIRECTORS CONFIGURATIONの順番でaliasesを先に評価するようにしてれば問題無いですが、その場合小泉純一郎さんはこの機能が使えないので、やっぱり悲しい思いをするかもしれません(^^;
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