« 米Intel、Amazonに10億ドル出資 | トップページ | EOS Kiss Digital購入 »

2006.09.22

Xen 3.0を入れてみた

追記:Etchリリース版の情報はこちらにまとめました

最近Xenが流行ってる(謎)ようなので入れてみた。

ってか、ちょっと前から色々試してたんだけど、Sargeにbackportsから入れると色々コンフリクトしたりしてうまく動かない。
ってか、ツール類がコンフリクトしてたり謎な挙動が(^^;

Sargeの一部をSid化(謎)するぐらいなら、いっそEtchかな?という事で、まずは素のSargeをEtchにdist-upgradeして、後はこの辺を参考に、必要なパッケージを入れ・・・ようかなと思ったら無かったり(^^;
まぁunstableとかtestingというのはそういうモノ
で、apt-cache searchとかしてみたら、現時点ではxen-hypervisor-3.0.2-1-i386とか、linux-image-2.6.16-2-xen-686とか、xen-utils-3.0.2-1というパッケージ名に変わってるらしい。
んで、その辺を現在のパッケージ名に換えたりして、サクサクと必要なパッケージをインストール

後はリンク先に書かれている通りに進めて行ったらほぼ問題なし。
って、どの辺が「ほぼ」じゃないかと言うと、ネットワークのMACアドレスを指定しなかったら、作成されるconfigファイルに

vif = [ 'ip=192.168.0.2', ]

みたいな行ができてしまう。
IPアドレスの後の','(カンマ)が曲者(^^;で、これがエラーになってvmが立ち上がらないから、手動でカンマを削除。

後、最初ディスクイメージはファイルでループバックデバイスにしてたんだけど、リブートするとうまく自動的にマウントされないっぽい。
まぁ、元々LVM使うつもりで、とりあえずテストという事でファイルイメージ使ってただけなので、LVMに変えてみたらうまい事行ったようだ。
ちなみに、LVM使う場合は/etc/xen-tools/xen-tools.confのdir=の行をコメントにして

LVM = vg (←LVMのVG名)

という行を加える。
するとxen-create-imageで勝手にそのVG内にhostname-diskとかhostname-swapという名前でLVを作ってくれる。
ちなみに、一度作ったものを作り直すような場合は、手動でLVを削除してもいいけど、--forceオプションを付ければ作り直してくれるらしい。

で、EtchのDomain0の上にSargeのDomainUを作りまくって遊んでみたり(^^;
意外と簡単に動くなぁ
ディスクアクセスとかが競合した時にはパフォーマンスが落ちるけど、それ以外はあんまりパフォーマンスの劣化を感じる事が無い。
もちろんそれぞれのvmの負荷具合にもよるんだろうけど、少なくとも仮想化によるパフォーマンス低下というのはあんまり感じない。

sshとかでDomainUの仮想サーバにアクセスしても、通常の(謎)サーバにアクセスしたのと違いがほとんど感じられない。
ってか怪しいプロセス(^^;がいる事を除けば、ふつ~のSargeのサーバと変わりない。

今、とある事情でMySQLのサーバを複数立ててるんだけど、それぞれの負荷自体はほとんど無いから、コレで一台にまとめちゃおうかなぁ?

|

« 米Intel、Amazonに10億ドル出資 | トップページ | EOS Kiss Digital購入 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Xen 3.0を入れてみた:

« 米Intel、Amazonに10億ドル出資 | トップページ | EOS Kiss Digital購入 »