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2006.10.26

0円大好きのソフトバンク

「0円大好きのソフトバンク、端末の持ち帰りは全て0円」──孫正義社長

さんざん気を持たせてコレかょ!って感じですが(^^;
結局の所、頭金無くして月々に分割しただけちゃうんかぃ?
まぁ、残債が多ければ解約時に支払わなきゃいけない金額も増えるから、他に移りにくいというソフトバンクとしてのメリットはあるだろうけど、ユーザとしてのメリットはどうかなぁ?

ソフトバンクと言えばYahoo!BBでの価格破壊で「安い」というイメージが(一般には)ある。
Yahoo!BBの場合、それまで他社はキャリアグレードの機器を使っていたのに対して、グレードを落として、その分機器コストを削減するという「低価格の理由」があった。

たとえばHUBなんてのは、下は数百円のものから、上は数百万、数千万のものまである。
もちろんポート数含め機能はそれぞれなので、数千万のものを数百円のもので置き換える訳には行かないけど、ターゲットとしている信頼性やパフォーマンスによって桁が違うものが色々ある訳で、ちょっと信頼性に目を瞑れば値段を一桁下げるという事も可能になる。
それに、通信機器も大量生産、ワンチップ化によって、ミドルクラスの機器ではメーカの保証レベルは高くないけど実際にはかなり信頼性の高いものも増えてきている。

その辺をうまく取り入れてコストダウンにつなげて、安価なネットワークを構築したのがYahoo!BBで、「コストの裏付けがある」低価格だったとも言える。
(ユーザサポートコストを削ったという面もあるけど(^^;)

一方で今回の携帯の「低価格化」を考えてみると、ボーダフォンからソフトバンクになったからと言っても、コスト削減要因は「ハード的には」ほとんど無いんですよね。
長期的に見れば、Yahoo!BBや日本テレコムとのバックボーンネットワークの管理共用とかで低コスト化できる可能性は持ってるけど、実際にはまだそこまでやってない。

となると、現時点で低価格化するには人的、ネットワーク的サービスレベルを落とすか、ソフトバンク自体の儲けを減らすしかない。
孫社長は

auやドコモは、利益が5千億円とか1兆円とか言っているが、そもそもそれは儲けすぎというものではないか。元本の返済ができる程度の利益があれば、あとはお客さんに還元して喜んでもらえるようにすべきと考えている。

なんて殊勝な事を言ってるけど、他社が儲けすぎだったとしても、ソフトバンクが現時点で儲けすぎているのでもない限り、価格低下のための原資とはならない。
実際ボーダフォンもそんなに儲からないから売っ払っちゃった訳で(^^;
また、逆に、auやドコモは儲けを減らせば価格を下げられるだけの体力を持ってる訳で、価格競争になれば一番に音を上げるのは「元本の返済ができる程度の利益」を絶対に上げなくてはいけないソフトバンクだろう。

平成18年3月期決算を見てみると、2005年度の純利益が495億とauやドコモよりも桁違いに低い。
その上、この495億のうち200億は特別利益となっていて、実質300億程度しか利益が無い。
(特別利益の内容は書かれていないけど、2004年度とのバランスシートの比較からして、投資等を削って捻出したものと思われる)
1兆4千億円の売上げに対して300億の利益というのは2%しか無い訳で、大雑把に言って自身の儲けを削って値段を下げるのは2%までしかできないって事になる。
(もちろん2%も下げてしまうと借金返せなくなるからもう限界ぎりぎりって所だろう)

という事で、技術的にも財務的にも値段を下げる余地が無い中で「安くするよ」と言われたら、何かウラがある(^^;と考えるべきだろう。
じゃあ、その「ウラ」って何なの?
というのは、あちこちで既に検証されているので各自探してみましょう(^^;

# って、をぃヾ(^^;

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