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2006.12.20

FeliCaの暗号が破られたらしい・・・が

FeliCaの暗号が破られた?――ソニーは完全否定

巷で騒がれてる(^^;FeliCaの暗号が破られたんじゃないか~という話に対して、ソニーは真っ向否定戦略(謎)に出たようです。
でも、これって態度としてどうなんだろうねぇ?

たとえばクレジットカードなんて、スキミングされたり番号をフィッシングで抜かれたりと、脆弱性が色々ある事は知られているけど、現在でも有効に活用されている。
仮に脆弱性があっても、システム全体としてそれを補填できる仕組みがあって、その脆弱性により発生するコストと、脆弱性がありながらも運用する事によって発生する利益を天秤にかけて、今現在ではまだ利益の方が大きいから使われている訳ですよ。

また、そもそも暗号というのは必ず解かれるもので、それが実用上大きな問題が無い程度に高コストである間は有効な暗号として利用される。
(もちろん、その「実用」の場面によって高度な暗号でなければ問題な場合もあれば、簡単な暗号でも実用的な場合もある)

結局の所、暗号にせよクレジット(信用)にせよ、完璧ではない事を前提に構築されている訳で、最初から無謬性など求めてはいない。

それに対してソニーは

「暗号が破られたというのは事実無根。ソニーとしてはそのような事実は確認していないし、IPAからの連絡ももちろん来ていない」(広報部)
と言ってる訳ですが、何で事実を確認していないのに事実無根と言い切れるのかな?
まずは「事実を確認できていないのでコメントできない」という程度にしておいて、事実が確認できた後でそれが真実でなければ「事実無根でした」と言えばいい話なんじゃないだろうか。
また、本当に暗号が破られたという事実が存在したとしても、それが本来的なクレジット(信用)機能に大きな影響を与えないものであればそのように説明すれば済む話だし、大きな影響を与えるものであればそれなりの対応をすれば良い。

「事実無根」と主張してしまうと、もし実際には影響が少ない程度の問題であっても会社に対する信用のダメージは大きなものとなってしまうだろう。
「暗号が破られた」という主張の内容も確認しない段階で「事実無根」という無謬性を主張するのは、将来的には自分の首を絞める事になってしまうのではないだろうか。
この世に無謬なものなどほとんど無いのだから。

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コメント

破れない暗号とか断言されるとむきになって解きたくなるなあ(^_^;)
(腕があればですが)

投稿: あにゃ | 2006.12.21 08:15

>あにゃさん
「できないだろう」と言われると意地でもやってしまうタイプ(謎)ですか(^^;

投稿: <セルダン> | 2006.12.21 20:23

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