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2007.04.27

大気から二酸化炭素を吸収(じゃなくて分離)できる新技術

温暖化対策に朗報? 大気から二酸化炭素を吸収できる新技術
プレスリリースがこちら

なんだけど、プレスリリース見ても原理は書いてないなぁ・・・
いくら年間10トンのCO2を分離できると言っても、年間9トンに相当する原料orエネルギーが運転に必要というのだったら意味無い訳で(^^;

で、この日本語訳はかなり間違ってますね(^^;
「大気から二酸化炭素を吸収できる」となってますが、吸収するんじゃなくて大気中からCO2を分離するモノらしい。

The CO2 capture device can be located at the point of CO2 end-use or sequestration, eliminating the current need to match CO2 sources with sinks.
(超訳)このCO2捕獲装置はCO2消費地や埋設処分地に置く事ができます。
と書かれているように、分離した後の事は知らねぇという感じで(^^;
現在やろうとしている二酸化炭素の地中埋設は、CO2排出源からパイプラインで引いて来て埋めようとか、タンクに詰めて持ってきて埋めようとかしてるので、埋設するために大量のCO2を排出してしまうという困った状況もある訳で、そういう事を考えれば「後は知らねぇ」でも意味はありますね。

しかし、この地中埋設って、気体のままとか、加圧して液状化してから埋めようという話みたいですが、炭酸水素ナトリウム(重曹)にしてから埋めちゃイカンのかなぁ?
どうせ捨てちゃう(^^;んだから、そう精製度上げなくても良いので、海水のNaClから取り出したナトリウムをCO2と反応させて炭酸水素ナトリウムにして、一緒に出て来た塩素(Cl)はこれもオゾンホールの原因物質なので、安定な形にしてどこかに埋めちゃうとか・・・
水酸化ナトリウム作るのに電気分解が必要だけど、原発が増えて夜間の電力は余ってるんだから、夜間だけ稼動するようにすれば電力需要の平滑化にもなるし、一石三鳥なのでわ?
ま、シロウト考えですが(^^;

あと

開口部が1平方メートルの機器で、大気中から年間約10トンの二酸化炭素を吸収できるという。つまり10平方メートルの開口部を持つ機器を製造すれば、年間1000トンの吸収が可能になることを意味する。
というのもかなりヒドい。
面積10倍で吸収量(ホントは分離量だけど)が100倍になるのはナゼ?と考えれば容易にわかりそうなモノですが、原文では
If a single device were to measure 10 meters by 10 meters it could extract 1,000 tons each year.
(超訳)もし10m四方ならば年間1000トンの分離ができる。

と・・・
10m四方と10平方メートルは全然違うぞ(^^;

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