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2007.04.13

IBMが考えているとんでもないこと

次世代プロセッサ、IBMがとんでもないことを考えている

どんなとんでもない事かと思ったら、「10進浮動小数点演算ユニットを組み込む」ですか・・・

電子マネー処理の増加や、Webサーバ上でのアプリケーションの処理、そして無線ICタグなどが発するユビキタスデータの処理と、プロセッサが求められる処理量は、まさしく爆発している。
という分析からすると10進浮動小数点演算ユニットが効きそうなのは電子マネー処理ぐらいなんですが(^^;
電子マネー処理にしても、10進演算が必要なのは残高の増減ぐらいで、全体の処理量からするとたいした事無さそうな予感

どちらかと言うと

従来の基幹系システムは1つ1つの処理が重いトランザクション処理が中心だった
という方には効くかもしれないけどなぁ・・・
何か言ってる事とやろうとしている事がちぐはぐな感じも。
どうせ専用の演算ユニット載せるなら、DBのインデックスのルックアップをハードウェアでやるとか、ASCIIZ文字列の処理(lengthとかcopyとか)をハードウェアでやるとか、そういう方面の方が効きそうな気がする。
IBMが「Chiplets」と仮称している技術で、「チップ内でコアを大小に分けてコンビネーションする」。つまり、重いスレッド処理に適したコアと、スレッドの高速処理を得意とするコアをチップ内でブレンドする仕組みだ。
こういう専用プロセッサ的なヤツは、たいていどちらかの処理に偏ってしまって、片方が忙しいのに反対は暇だったりして無駄だ~って話になる予感(^^;

まぁ、適してないだけで処理自体はできるから無駄にはならない、みたいな実装になるのかもしれないけど、サイトによって重い処理ばっかりだと「重い処理用のコアが複数あった方が良かったね」という事になるだろうし、軽い処理ばかりのサイトだと「軽い処理用(以下同文)」という事になるのではないかと。
チップ単位で重い処理に最適化されたのと軽い処理に最適化されたのがあって、それらが任意の組み合わせでマルチCPU化できるというのであればサイトごとに最適化というのも可能だろうけど、チップ内のコアで固定的な組み合わせにしてしまうとどうしようもないし。

CPUの歴史というモノは、CISC的な高機能タイプとRISC的な高速タイプの間を行ったり来たりしてる訳で、技術的に高速化が難しくなってきたら高機能な方向に動いて、技術的なブレークスルーで高速化が可能になればまた高速化に傾くというのの繰り返し。
それからすると、高速化が電力の問題とかで限界に近くなってきたから高機能にシフトしてきてるのかもしれない。

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コメント

新ユニット搭載の効果でインターネットを使った残高照会システムのレスポンスが、1.000001 秒から 1.000000001 秒に激減すると思われますすすすす

というか電子マネーを2進数で計算するように法律を

投稿: phinloda | 2007.04.15 03:05

>phinlodaさん
>1.000001 秒から 1.000000001 秒に激減すると思われますすすすす
おぉそれは画期的なぁぁぁぁぁ

>電子マネーを2進数で計算するように法律を
10進で計算しなきゃいけないという法律も無いような・・・(^^;
ってか、電子マネーってBCDで入ってたりするんでしょうか?

投稿: <セルダン> | 2007.04.15 23:12

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