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2007.06.01

知財計画

著作権法の親告罪見直し 海賊版の出品・ダウンロード違法化も検討 07年知財計画

例の「著作権法の親告罪規定がアレしてコレすると大変だ~」という話(謎)とか、「ダウンロードしただけで違法ってどうよ」という話(更謎)ですが、その辺も含めたまとめ系
知的財産戦略本部のページに知的財産推進計画2007(H19.5.31)[PDF]というのがあったので見てみた。

まず親告罪の方ですが、PDFの81ページ下あたりに

(5)著作権法における親告罪を見直す
海賊版の氾濫は、文化産業等の健全な発展を阻害し、犯罪組織の資金源となり得るなど、経済社会にとって深刻な問題となっている。重大かつ悪質な著作権侵害等事犯が多発していることも踏まえ、海賊版の販売行為など著作権法違反行為のうち親告罪とされているものについて、2007年度中に非親告罪の範囲拡大を含め見直しを行い、必要に応じ法改正等制度を整備する。
というのがある。
「海賊版の販売行為など」と、主たる目的は海賊版の販売行為であると明確になってるので(「など」があるけど)、これは実際に出てくる法文次第じゃないですかねぇ?
たとえトレースレベルであっても人手で作ったものと、コピペ(謎)した海賊版では、外見的に明確に分別が可能だから、その辺で親告罪/非親告罪を切り分けるというのが明確になった法文であれば問題は無いかと。
逆にその辺が曖昧なままだと問題になるかもしれませんが・・・

少なくとも「非親告罪の範囲拡大を含め」と書かれているように、巷で騒がれているような「著作権法違反が全部非親告罪になるんじゃないか」というのは杞憂でしょう。

続いてダウンロード系の話ですが、PDFの38ページに

(2)違法複製されたコンテンツの個人による複製の問題を解決する
合法的な新しいビジネスの動きを支援するため、インターネット上の違法送信からの複製や海賊版CD・DVDからの複製を私的複製の許容範囲から除外することについて、個人の著作物の利用を過度に萎縮させることのないよう留意しながら検討を進め、2007年度中に結論を得る。
というのがある。
以前にも書いたように、権利者にとってはやりたい事なんだろうけど、実務上はかなり問題が多いんじゃないかなぁ?

前の記事を書いて以来、「ハレ晴レユカイ mp3」という検索語でやってくるアクセスが少なからずあって、そういうのを求めてる人の存在も確かに問題だとは思うんだけど、実効性が薄い&副作用が大きいモノになりそうな予感。

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