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2007.07.25

100年経っても大丈夫?

「100年後も作品を本で残すために」――三田誠広氏の著作権保護期間延長論

例によって三田氏の著作権保護期間延長論ですが・・・

何かね、もう変な事言ってる以前に痛々しい気がしてきた。
100年後を心配する前に、Amazonで98件中マトモに販売されてるのが28件という現状は心配しなくていいの?
このままじゃ死後50年だって継続して販売されるかどうか怪しい。

この29%しか売られていないというのは、かなり特異なもので、たとえば同じ芥川賞受賞者で見ても、この三田氏(77回受賞)の前に受賞した村上龍氏(75回受賞。76回は該当者無し)は127件中58件で46%、次に受賞した宮本輝氏(78回受賞)は197件中123件で62%、同じく78回受賞の高城修三は19件中12件63%が、それぞれ販売継続されている。

三田氏と同じ77回に受賞した池田満寿夫氏は70件中15件21%と同程度だけど、池田満寿夫氏は文筆家と言うより彫刻家だしねぇ。

延長論を唱えるなら最低でも50年は出版されそうな人に言わせないと、逆効果な気がする。
まぁ、1000冊出して1冊でも100年後まで残れば、それがインセンティブになるんだって言えばそうなのかもしれないけど、人選ミスでしょ(^^;

ところで、100年後まで残って欲しいと思うなら(そして、残すには絶対著作権が必要だと言うなら)、何で「著作権を延長して100年にしよう」と言わないんだろう?
何か、この辺で余計に「70年」の意味に疑問を感じるなぁ。

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