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2007.07.24

「年金」というモノ

最近の社会保険がどうしたこうしたとか、参議院選挙の争点でどうたらこうたら・・・
という話は置いといて(^^;
年金というモノを考えてみる。
って、さっき某保険会社の外交の人がやって来て色々話した事なんですが。

そもそも年金って何でかけるかという原点に立ち返って(?)考えてみると、極論すれば「長生きするというリスクに対する保険」なんじゃないですかねぇ?
生命保険は「予期したよりも早く死んだ時に失う将来の収入に対する保険」で、年金は「予期したよりも長生きした時に必要となる生活費を得るための保険」なんじゃないかと・・・

平均寿命から考えて、だいたい80歳ぐらいまで生きると仮定して、現在(というか定年時)の資産から毎月いくら取り崩せば生活費が賄えるとライフプランを考えたとしても、90歳までとか100歳まで生きる場合もある訳で、そうなると生活費が足らないという事も起きてくる。
そういうライフプランよりも長生きした場合にも憂い無く生活して行けるようにするための「保険」が年金のあるべき姿(?)じゃないかな?と。

で、実際の「個人年金商品」を見てみると、終身というのはほとんど無くて、10年とか15年とか年金受取期間が決まっていて、「年金」と言いながら「定期的に取り崩せる預金」でしかないモノばかり。(終身のもあるにはあるけど、異常に高い(^^;)
定期積立の満期時に全額払い戻す代わりに月々一定額を払い戻すようになってる・・・みたいな。
「保険」じゃなくて「預金」と考えれば、年利で言って0.3~0.5%ぐらいのモノなので、それぐらいならもっと利率の良いモノもあるし。

たとえば自動車保険や火災保険だと、掛け捨てで事故や火災が無ければ一銭も返って来ないのがアタリマエで、そのかわり保険金に対して保険料はうんと安い。
同じように年金でも平均寿命まで生きれば収支トントンで、早死にすれば丸損。だけど長生きすればオトクというのが「保険商品」なんじゃないかなぁ?と思うんだけど、どうも「個人年金」と言われると、「払っただけ全部返って来ないと損した気がする」という人が多いらしい。
ってか、保険会社のプランを作る人も「年金」と付いた途端、全額返さなきゃいけないという気になるらしい。

そりゃまぁ、プランを作った時点で収入と支払が確定してれば会社としてのリスクは無いけど、リスクを取って高いリターンを得るのが保険会社なんじゃないのかなぁ?
ってか、そのリスクを引き受けてヘッジしてくれるからこそ保険会社の存在意義があるのに、リスクを取らないなら保険会社なんて存在する意味が無いんじゃないかと・・・
何か「本業」を忘れているような気がする。

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