Second Lifeに3度目の正直をかける企業、従来型メディア、代理店
「Second Lifeに3度目の正直をかける企業、従来型メディア、代理店」
分析としては面白いけど、逆に、もしSecond Lifeが流行らなかったら(^^;「やはり大手広告代理店にはネットのことは分からないんだ」と思われてしまう訳で・・・
どちらかと言うと、「流行ったモノの尻馬に乗り遅れたから今度こそは!」という勢い(謎)よりは、韓流のような「自分達で流行を作ろう」という意識の方が強いような気がします。
で、結局韓流のように、まぁ騒がれたし一部のオバチャンの支持は得たけど、ほとんどの人に取っては「なんでそんなので騒いでるの?」というシラけた感じが流れて終了・・・みたいになるんじゃないかなぁ?(^^;
Second Lifeって日本ではあんまり流行りそうな気がしないんですよねぇ
第一に、制限が弱すぎる(^^;
「何でもあなたが好きなようにできますよ」というのは、あまり流行らない。
これは何もクリエイティブな人が少ないとかそういう話ではなくて、全くゼロの状態から自由に何でも作れますよと言われるよりは、色々制限があってその制限内でしかできませんよと言われた時に、その制限内では到底できないだろうと思われる事をやってしまうとか、そういう方向に燃える人が多い(^^;
たとえばForza Motorsport2のペイントみたいに。
俳句の5・7・5みたいに、制限がある中で何かを表現するというのが日本人にはウケが良いような気がします。
第二に、米国発祥というか、世界みんなが繋がってますよというのはウケが悪い(^^;
まぁ、インターネットを経由してる時点で繋がってる訳ですが、日本人同士で緩い閉塞感があるモノの方がウケが良い。
これは、良い悪いという話ではなく、世界的に流行したモノを受け身的に受け入れる事はあっても、世界的な流行に乗り込んで行こうという人が少ない。
SNSにしても、たとえばGoogleのOrkutとか先行するモノはあったけど、結局流行ったのはシステム(というか仕組み)を取り入れて、日本人向けにアレンジして日本でサービスされているmixiだったりする訳で・・・
第三に、既に商業化されてしまっている
まぁ、最初からそうなんですが(^^;、ちょっと商業的面が出すぎてるような気がします。
リアルマネーを注ぎ込める人にとっては楽しいかもしれませんが、金が無いと楽しみが半減となると、流行にまで持って行くには難しいんじゃないかと・・・
他にも色々(アバータが日本人好みじゃないとか(^^;、技術的敷居が高いとか)ありますが、ちょっと流行するにはキツいかな?という感じがします。
まぁ、このSecond Lifeというシステム自体は面白いと思うので、日本人向けにアレンジされたSecond Lifeのような伺か(^^;(Orkutに対するmixiのような)が、もうちょっと商業主義を薄めて出てきたら流行るかもしれませんが、Second Lifeそのものは日本語版でも流行らない予感(^^;
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コメント
私もSecond lifeちょっと興味があったんですが、
英語を頑張って勉強してまでやる気がなかったのと、
あそこまで完成された世界に後から入っていくのは嫌(ひねくれw)で流していました。
日本版の似たサービスがあればやってみたいですね!
投稿: AKIKO | 2007.07.03 12:31
>AKIKOさん
>あそこまで完成された世界に後から入っていくのは嫌
あ、ソレはあるカモ(^^;
投稿: <セルダン> | 2007.07.03 19:46