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2008.12.22

Warner Music、YouTubeからコンテンツを引き上げ

Warner Music、YouTubeからコンテンツを引き上げ

YouTubeは提携の対象となる広告収入の大半を、コンテンツの権利を持つ企業に分配しているが、分配率はそれぞれ異なると情報筋は話している。

 アナリストは、YouTubeが2008年にビデオの周辺に表示する広告から得る売上高は2億ドル以下と見積もっている。Googleはこうした内訳を開示していない。

2億ドルぐらいじゃ足らね~よって事でしょうか。
まぁ、全部で2億ドル以下という事で、Warnerに2億ドル払ってる訳じゃないですが。

これは、あくまでも「日本の例」であって、直接比較ができないという前提を置いての話ですが、JASRACでは放送事業者への著作権料は、包括契約であれば事業収入の1.5%となっています。
んで、たとえばTBSのサイトによると、昨年度(2007年度)のテレビ事業収入は237,431百万円。
個別に契約があるかもしれませんが、公表通りのレートで計算されているとしたら、TBSがテレビ事業で支払っている著作権料は推定36億円程度。
90円/1US$で換算すれば4千万ドルぐらいですね。

YouTubeとTBSを比較するというのも、ちょっと乱暴な話だとは思いますが(^^;、YouTubeがTBSの5倍払ってもまだ足らないというのは疑問を感じますね。

感覚だけだとアレ(ナニ?)なので、更に乱暴な推測をしてみる。
総務省発表の平成20年度版情報白書によると、テレビの一日平均利用時間は187.6分。
365倍して年間にすると68,474分。
TBSの放送地域である東京都・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県の1都6県の人口が約42百万人。
全日平均視聴率から計算するとシェアがTBSは17%程度なので、年間の延べ視聴時間は
68,474×42百万×0.17≒49百億分/年

一方でYouTubeの方ですが、ネットレイティングの調査によると2008年7月のYouTube利用者は18,329千人で平均利用時間が1時間37分。という事は、年間の延べ視聴時間は
18,329千×97×12≒21億分/年
この調査は国内だけなので、ワールドワイドで見れば増えますが、YouTubeの利用者の半分は日本という話もありましたし、この調査は国内の家庭からの接続に限られてるので、会社からの接続等も勘案して・・・というか丼勘定で(^^;これ以上はあり得ないだろうという事で10倍したとしても2百億分/年

延べ接触時間で25倍のTBSが1/5しか著作権料を払っていないという事になりますね。
逆に言えば、YouTubeはTBSの125倍も払ってると・・・

推測に推測を重ねた、ひぢょ~に乱暴な数値(^^;ですが、YouTubeの方が不利になる(差が小さくなる)方向で推測していますから、この125倍は大きくなる事はあっても、小さくなる可能性は低いと思います。多分(^^;

ま、結局の所、YouTubeをメディアと見るか、コンシューマと見るかという問題なんでしょうね。
メディアと見ると高すぎる程払ってるという事になるし、コンシューマと見ると「もっと払えや」という話になる。

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