« 低価格ミニノートPCは「がらくた」 | トップページ | Z100とかSDHCとか・・・ »

2009.04.24

UGCとお金の微妙な関係

UGCとお金の微妙な関係――「あの楽器」原作者、「自由に製作・頒布を」

UGCと書かれると、ついついUser Generated Contentではなくてアンダー・グラウンド・コミュニティーと読んでしまったりする訳ですが(^^;

という話は置いといて、こういうモノって原作者がどう言ってるかというのは、あんまり関係ないんじゃないですかね。
もちろん「権利」という話で言えば、原作者の意向が重要になってくるんですが、それを「商品化」して「販売」するという話になると、ユーザ、言い換えれば「客」が買ってくれるかどうか、商売として成り立つかどうかという話になる訳で・・・
で、そういうレイヤーの話になると、有償というのはかなりリスクが高い。

ソフトウェアはそういう実例がいくらでもあるんですが、傾向として
・ハードウェアに無償ソフトウェアを搭載
・無償ソフトウェアをCD等にして販売
・無償ソフトウェアを無償でダウンロードさせる所に広告掲載
このあたりまではおおむね問題ないですね。
最後の広告に付いては、作者のオーソライズが無いダウンロードサイトだと問題になる場合もありますが、ベクター等の広くダウンロードサイトと認知されている所では、あまり問題視されない。

この先として
・作者自身が何らかの付加価値を付けたバージョンを有償販売
というのはおおむね受け入れられますが
・作者以外が付加価値を付けて有償販売
となると、その「付加価値」がどの程度かによって反応が変わってきます。

たとえば、元のソフトが10の労力をかけて作られていたものに、10の付加価値を付けて有償なら、まぁ問題無いですが、1の付加価値であれば反発を受ける場合が多いように思います。

で、今回の「あの楽器」の件で考えてみると、「原作者がアイデアを出してユーザが盛り上げた」までが元の労力で、アプリの作成労力は4時間で作ったという程(時間的)付加価値は少ない。
となると、かなり反発が出るのは仕方ないんじゃないでしょうかね。

ウソでも「3日3晩徹夜して作りました」ぐらい言っておけば問題なかったかもしれませんが(^^;、それを「4時間で作っちゃった」とか正直に言ってしまうと、「そんなに簡単にできるならタダで配れよ」って話になる。
あるいは、何とかして公開前に原作者に連絡を取り付けて「原作者と共に作った」という形を取れれば「原作者自身が付加価値を付けたバージョンを有償配布」と同じ形に持ち込めたかもしれません。

そういう意味では、

「賛否両論あると思うが、“ネタ課金”にどういう反響があるか試してみたかった。これは実験」
という実験をするにも、やり方が不用意だったんじゃないかな?という気がします。

|

« 低価格ミニノートPCは「がらくた」 | トップページ | Z100とかSDHCとか・・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4003/44777049

この記事へのトラックバック一覧です: UGCとお金の微妙な関係:

« 低価格ミニノートPCは「がらくた」 | トップページ | Z100とかSDHCとか・・・ »