「後部座席のシートベルト着用率は最大5倍差――最も高い&低い都道府県は?」
意外と(?)後席の着用率低いんですね(^^;
ウチでは必ず着けてますが・・・
都道府県別に見ると、一般道での運転者のシートベルト着用率が最も高かったのは「長崎県」(99.4%)、最も低かったのが「群馬県」(93.7%)。関東の着用率が高く、中部や四国では低い傾向にあったが、ほとんどの人は着用しているようだ。
えーっと、群馬って関東だよね。
群馬最低なのに関東が高い?
というのにちょっと違和感を覚えたので
元データ[PDF]を見てみた。
都道府県別にデータが出てるのでザクッと集計してみ・・・ようと思ったら、コピー禁止属性なんか付けられてるからコピペできないしorz
仕方ないので打ち込んじゃいましたよ・・・
北海道・東北地方: | 97.4% |
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関東地方: | 96.8% |
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中部地方: | 96.0% |
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近畿地方: | 95.9% |
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中国地方: | 97.2% |
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四国地方: | 95.2% |
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九州・沖縄地方: | 97.3% |
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関東って真ん中あたりでねぇ?(^^;
ちなみに、まとめちゃいましたが北海道だけだと95.6%と低いので、北海道除いて東北地方だと97.9%と高めになります。
この数字からすると「東北、九州の着用率が高く、北海道、近畿、四国では低い傾向にあった」という評価が適切なのではないかと。
後部座席同乗者のシートベルト着用率が最も高かったのは「熊本県」(51.6%)、最も低かったのは「高知県」(11.2%)だった。関東や中部の着用率が高く、東北や九州東南部では低い傾向にあり、最大で5倍近い開きがあるようだ。
一般道だとそうなんですが、高速だと逆に東北や九州北部の方が高かったりしますね。
これって地域と言うよりも、交通量の多い少ないで傾向が違ったりするんじゃないですかね?(妄想)
しかし、この元データですが、何か怪しいなぁ(^^;
運転者のサンプル数が都道府県ごとに5,000件とか切りの良い数字になってるというのは、まぁわかるんですが、後席の同乗者総数まで1000とか、切りの良い数字になってる都道府県が結構あります。
どちらかが切りの良い数字というのであれば、運転者数か後席同乗者数のどちらかが切りの良い数字のサンプル取れるまで計測したという事で良いのですが、両方が切りの良い数字になってるというのは怪しい(^^;
仮に後席同乗者数1000件分計測したとして、それまでの総台数が5500台とかで、運転者総数が5000件になるように後席同乗者がいない500台分のデータが捨てられていたりすると、同乗者がいる場合には装着率が高く、運転者一人の場合は装着率が低いなどの傾向があれば、運転者の装着率にバイアスがかかっている可能性がある。
この「捨てる」というのは、実際にデータを取った後で捨てるという事もあるだろうし、総数4800台、後席同乗者がいるのが800件になった段階で、「後の200件は後席同乗者がいる車だけにしようね」とサンプルを偏らせた可能性も考えられる。
あと、計測場所ですが、警察庁との共同調査という事もあってか、警察署前で計測している所が結構多いですね。
これもバイアスになってるのでは?(^^;
警察署前ってシートベルト検問とか良くしてるから、日頃シートベルトしてなくても警察署前を通る時にはしとこう・・・みたいな。
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